朝の岐阜をぶらぶらしました。
むかし赤い路面電車が走っていたころ、岐阜には仕事で何度か来たことがあり、安くて古い宿に泊まったことがありますが、どこなのかもう記憶がありません。
岐阜にはJRの岐阜駅と名鉄の岐阜駅があります。名鉄の岐阜駅は「名鉄岐阜」です。ちょっと前まで「新岐阜」でした。名鉄のアナウンスが「新岐阜行きです」と言うのが「新宿行き」に空耳して面白く思ったものでした。新幹線で岐阜に行く場合「岐阜羽島」で降りてしまうとかえって遠くなってしまうのはみなさんご存知でしょうかどうでしょうか。
みなさんは岐阜駅から徒歩でストリッピに行くときは、どの道を通りますか? 岐阜駅前のペディストリアンデッキ(もっと簡単な言い方ありませんかね)からぽっかりと黒い口を開けているのが問屋街の入り口です。ちょっと入るのに勇気がいりますが、私はここから行くことにしました。
なぜかぐにゃぐにゃ曲がっているアーケード街、いい感じです。縦横にアーケードが張り巡らされています。意外とアーケードが高いです。
外に出ました。角の丸い建物がかっこいいです。
通りの名称を示す看板が大きめに主張しています。東京ではお目にかかれないなかなかのセンスです。この三角に飛び出した看板は、金色のウロコが風にそよいでいました。
こちらのアーケードには入らず。まさご座に行くのに遠回りになってしまうからです。あっ、まさご座は岐阜のストリッピです。東海地方唯一のストリッピと言われていますが、静岡県も東海地方なので東海地方にストリッピは熱海銀座劇場とまさご座の2館あります。そしてここで大発表なのですが、わたくそが先ほどから申しているストリッピとは何を隠そうストリップなのです。なぜストリッピと言うのか。そのわけは語ると長くなるのですが、簡単に言ってしまえばストリッピの方がかわいいからです。
そして、なぜ私が朝の岐阜をぶらぶらしているのかというと、本当はぶらぶらしているのではなく、徒歩でストリッピに行くのであって、写真などのんびりとっているように見えますが、実は速足で急いでいるのです。寄り道ではなく、ほとんどストリッピに直線的に歩いているのです。急ぎながら撮っているので、じっくりは見ておりません。私が歩いたのは繊維問屋街のごく一部。家に帰ってから、「繊維問屋街の裏がすごい」というブログ記事を見つけました。また岐阜に行ったらもっとじっくり見たいです。
三階建ての迫力ある建物に心惹かれたり、
渋い旅館に郷愁を誘われたりしながら、
歩くこと約30分(どこにも引っかからず速足で歩けば20分ですかね?)、まさご座に着きました、2番目でした。初めてのまさご座にして最良席。ヨカッタ!
(つづく)