がけぷっち世界

ここはくまのおかしな世界です。

20年ぶりのコミケ (前編)

先日、約20年ぶりにコミケに行ってきました。
最近ツイッターで、「オタクは臭い」「オタクは風呂入らない」というのが定説(であるかのよう)になっていますね。
臭いのはオタクだけじゃなく、カップルで花火見に行ってビール飲んでるリア充も臭いですよ。オタクはバカにしてもいいということでしょうか。
私は前日お風呂に入って、当日は消臭剤入りの制汗剤(変換リストに真っ先に「政官財」が出た!)スプレーふいて、着替えのシャツ持って行きました。(準備万端だネ!)

晴海が会場のころサークル参加者だったとともあるます!ので未経験者ではありません。むかしとったきねずか、ちゃんとシミューションしました。一般参加者としては列が動かないうちから行ってもしょーがないので、11時に駅に着くように行きました。ところで、楽をするなら帰る人も出始める午後1時くらいにいくのがいいのですが、欲しい本が売り切れるおそれがあるのですよ。お目当ての本がないけどコミケふいんきを楽しみたい!というひとは1時過ぎに行くのがいいです。コスピレ撮りたい!という人はどうすればいいかは、おじさん、知りませんよ。

11時、りんかい線国際展示場駅を出たところから凄い人でした。話では、この日過去最高を記録したそうです。あとからあとから参加者が来るので、最後尾が駅から出られなくなっている様子で、ぜんぜん前へ進まないのに詰めろ詰めろ(ツメツメ)で、風も通らないし、おたくのみなさんギュウギュウに集まったのでおたくの体温であったまってしまって、みなさんもわ~んとしてきました。わたくそもくま汁が溢れてもわ~んになってしまいました。そうしますと、もうお風呂入ってきたとか、政官財ふいてきたとか、もう関係ないですね。雨上がりの動物園のような匂いですね。雨降ってないけど。もう、みなさんいしょにもわ~んです。おまけにうちわをパタパタして体臭を拡散しております。

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コミケの運営というのは手慣れたもので、12時には会場へ入ることができました。でも、そこから東館へ行くまでが新たなる試練ですよ。東館の中通路で、途中狭くなったり、動線が交差したりで、おたくの皆さんとおしくらまんじゅうしてしまいました。エロ本調達目的の若いオタクは男性ホルモン全開で獣と化しているので、なかなかの雄臭です。中には、おかしなテンションになってしまい「あばあばあば!」と怒鳴りながら人ごみに突入する人や、密集地帯にもかかわらずぴょんぴょんとオタクスキップしちゃう人もいました。説明しよう。「オタクスキップ」とは、マダガスカルのサルのように横跳びをするのが特徴である。オタモダチ連れのイキった少年など、「ようこんなに来るな暇人どもが」「見ろ、人がゴミのようだ」「愚民どもが」とか言っちゃって顰蹙を買う者も必ずいます。もっとも、おたくは大人しいので「テメェ何様だコラァ!」とか言う人はいない。はい、わたくそもこころの中でオコです。顰蹙を買っていることにも気付かないでしょうね。
おぢさん、オタクにもまれたりグイグイされて、ほうほうのていですよ。髪の毛からも汗が垂れていました。

(後編へ続く)