がけぷっち世界

ここはくまのおかしな世界です。

猫カフェってどうなんだろう

今年の初めに、長年一緒にいたネコチャンを亡くした(ネコチャンという名前の猫だった)。
17年一緒にいたので、他の猫には代えがたい。17年分の私との記憶を保っているネコチャンが居なくなってしまったという喪失感によって自分の想像以上に大きな穴が心に空いてしまった。(前回も「心の穴」という言葉を使っててた)。ネコチャンには固有の人格ならぬ猫格があったので、他の猫を飼いたいとは今は思わない。それに、やはり猫を一匹飼うことは大変だった。
今は踊り子さんがツイッターにUPする猫を見て癒されている。特にこのごろよく見ているのが、まん丸い顔のスコティッシュフォールドの猫ちゃんと、目も開いていない時に捨てられていたのを踊り子さんに拾われてやんちゃに成長している猫ちゃんだ。
もう猫は飼わないつもりでいるが、寒くなってくると猫を抱きたくなる。その辺にいる野良猫を抱くことは衛生上の理由から躊躇われる。そうすると、ちょうどニーズを満たしてくれそうなのが猫カフェである。
猫カフェには行ったことがない。ネットで調べてみると、男性のみの来店はお断りの店が多い。理由は、女性客を性的な目で見たり、あわよくばという下心を抱いて来る輩がいる、ということなので、「あー」と思った。いるんだよな、そういう奴。では男性のみの来店をお断りしていない店を探して行こうという気が起こらない。
また、わたくそは猫をただ抱くだけでなく、頬ずりしたり、うしろあたまをくんかくんかしたい。いわゆる「猫吸い」なのである。男性可の猫カフェであっても、こんなおじさんが猫を吸ってごらんなさい、他のお客さんにもスタッフさんにも嫌がられるはずだ。衛生上の理由と生理的嫌悪感とで。
自分の飼い猫というのは自由に吸うことができる猫のことだったと気づいた冬の夜。